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天使というものを知らない人はまずいないでしょう。一般に天使にイメージされる姿は、ひとつは翼を持ち優しげで輝いている姿、そしてキューピッドのころころしたかわいらしい姿の二つだろうと思います。しかしそうしたイメージは後になってから形成されたものなのです。天使には人を見守ってくれる庇護者としての姿もありましたが、時には厳しい制裁者としての姿や神の言葉を伝える伝言人としての姿もありました。そして天使というものを詳しく知れば知るほど、もともとはそうした天使の方が多かったことも分かります。
誰でも知っている存在でありながら、天使の性質や、実は天使にも階級があったことなどはあまり知られていません。具体的な天使の名前も普通の人はほとんど知りません。よく知られているものなのにイメージだけが先行し、詳細は知られてはいないのです。
天使というものに興味を持ち、ひかれた者として、そうした詳細な天使の姿も含めて知ってもらおうと思いこのウェブサイトを立ち上げました。ついでにここを訪れたあなたもさらに天使に興味を持ってもらえたらと思います。
このウェブサイト作りで参考にし、情報源でもある本については参考資料の項にのせてあります。興味を持たれた方は探して読まれてみるといいかもしれません。天使の世界は驚くほど奥が深く、このウェブサイトだけではとうてい全てを補い切れません。ここは天使の世界に触れる第一歩のページなのです。
1998 Takaya Yamaguchi
追記〜サイトの開設から一年を迎えて〜
上記がこのウェブサイトを開設した当初の意図でした。今もウェブサイトを作る目的は変わっていませんが、ここを開設してから、掲示板の書き込みやメールで多くの感想をいただき、天使(堕天使もいるでしょうが)に興味を持つ人が自分が思っていたよりもずっと多かったことには驚きました。
今日、書店に並ぶ「天使本」はさらに数を増やしつつあるようです。天使人気は増加傾向にあるのでしょうか。ところで、書店に並ぶ「天使本」を見ると面白いことに気づきます。同じように棚に並べられているこれらの「天使本」の内容が、二つに分けられることです。一つはこのサイトで扱っているような内容です。天使の階級、能力、どんな天使がいて、どんな活躍をしているのか。もう一つは、天使体験、天使と出会うには、天使に関連づけたセラピー系、などの内容です。
天使に興味を持ったきっかけとして、ゲームや漫画で、天使の絵が好きで、天使の絵を描いていて、という声も多く聞かれます。周りをちょっと見回してみても、天使をモチーフにした絵、また商品のキャッチフレーズにも簡単に見つけられます。インターネットの検索で天使やAngelという言葉が使われているものを探すだけで膨大な量が現れます。
天使が誰にでもイメージされるほど浸透しているのは、一つには宗教や伝承の領域からも離れてあらゆるところで身近に使われるようになったからではないでしょうか。今は大きく分けて三つの天使が存在すると考えています。一つ目は、神話・伝承の領域での天使。先に述べた天使の役割や階級、具体的な名前の登場する天使です。二つ目は美的領域での天使です。純粋に美しいものと意識される天使。絵画やイラスト、それをモチーフにした作品、アクセサリー、など。三つ目は、スピリチュアルな意味での天使です。側にいて見守っていてくれる存在と意識される天使、心の支えとして求められる天使です。
こうしたことが何を意味するのか、今はまだ結論は出せません。本来天使が生まれた宗教と重ねて考えれば、天使というものを明確に把握するのはとても難しいのでしょう。ただ、天使はこれだけ広範囲に活躍し、このサイトが触れていない天使もまた確かにいるのです。
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