ウリエル Uriel 四大天使
| 称号 | 神の炎 |
| 役職 | 太陽の運行と人の魂の守護者 |
| シンボル | 焔の剣、楯 |
| エレメント | 地 |
| 方位 | 南 |
| 霊力 | 感受 |
| 美徳 | 堅忍 |
厳格な天使
「神の炎」を意味する名前を持ち、『ペテロの黙示録』では懺悔の天使として罪人を永遠の業火で焼き、不敬者を舌で吊り下げて燃えさかる炎にかける。最後の審判の日に黄泉の門を開き、すべての魂を審判の席に座らせる役目を持つ。 エノクはウリエルを、七人の大天使の長であるとし、罪人を罰する場のタルタロスを取り仕切っているという。熾天使とも智天使であるとも言われるが、智天使としてのウリエルは、炎の剣をもってエデンの園の門を守る天使とされる。また、雷と恐怖を監視する天使と同一視されることがある。
太陽の統治
ミルトンの『失楽園』の中で彼は太陽の運行を司る天使として登場し、“太陽の統率者”と呼ばれている。また、『エノク書』ではすべての天の発光体を司り、地上の天体の運行、季節、気象はウリエルによって秩序づけられているとのことだ。
予言と解釈
『第二エズラ書』でのウリエルはヘブライの予言者エズラが見た幻視の意味を解説する。ほかに預言の天使の帽子をかぶり、ノアに洪水が迫っていることを教えたのも彼とされている。
彼は作家にインスピレーションを与える存在で、本と巻物が彼の象徴である。
ウリエルの堕天
745年のローマ教会会議によってウリエルは堕天使として非難された。民間で加熱し過ぎた天使信仰を押さえるための処置で、聖書正典に名前の現れるミカエル、ガブリエル、ラファエル以外の天使は否定された。その後、教会の処置は寛容になり、ウリエルは復権するが、天使ではなく聖人としてだった。聖ウリエルのシンボルは開いた手の上にのせられた炎である。
ヤコブとウリエル
ウリエルは『ヨセフの祈り』の中ではヤコブと格闘した天使とされる一人だが、奇妙にも、その中でウリエルは「わたしは人間たちの中で暮らすために地上におり、ヤコブという名で呼ばれる」と述べている。メタトロンをはじめ、人間から天使になった者はいるが、ウリエルは記録の中では初めて天使から人間になった者であると解釈できる。