四大元素 Four Elements

 この世界は四つの元素から成り立っていると言われる。それはすなわち火・水・風・土の四つの元素(エレメント)である。天使は火からつくられ、人は土塊からつくられた。通常、天使が天界にいるとき、その体は実体を持たないエーテル体であるという。

 この四大元素と深い関わりのあるのが錬金術(Alchinie)である。万物はこの四つの元素によって規定され、物質と精神のあらゆる状態はこの基本となる四元素で表すことができるという。さらに第五の元素としてエーテルがあり、エーテルは物質の基本体でこのエーテルに四つの特性(熱・冷・乾・湿)のうちの二つが加わることで火・水・風(空気)・土の四元素が誕生するとされた。

土(固体を表す) 冷と乾
空気(気体を表す) 熱と湿
水(液体を表す) 冷と湿
火(物質を変性させるエネルギー) 熱と乾

 錬金術師カンスリエによれば、火・水・空気・土のどれに規定されるかによって流動体になったり、液体になったり、気体になったり、固体になったりするとのこと。

エレメンタル Elementals

 地、水、風、火の四元を支配する四つの霊が存在し、エレメンタル(elementals)と呼ばれる。ただし、錬金術におけるelementsとこのelemenntalsとは厳密には別のものとして区別することが必要とフレッド・ゲティングスは述べている。

ノーム Gnomes
シルフ Sylphs
ウンディーネ Undines
サラマンドラ Salamander



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フレッド・ゲティングス オカルトの辞典 松田幸雄訳 東京・青土社 1993.
ローズマリ・エレン・グィリー 図説天使と精霊の事典 大出健訳 東京・原書房 1998.
アンドレーア・アロマティコ 錬金術−おおいなる神秘 種村季弘監修 大阪・創元社 1997.